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2000年のミレニアム家族旅行として、ルツェルンから、シュピーツ、モントルー、ニオン、ジュネーヴと周った。息をのむほど美しい街の連続、そして観光列車 Golden Panoramic Express ではラッキーにも 1等車 1両目の一番前に座ることが出来、目の前に広がる 2 時間弱の絶景は一生忘れられないものとなった。 |
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ルツェルン、スイス
ルツェルンの街はさすがにきれいで、風光明媚とはまさにこういうところを言うのであろう。また、リストやワグナーも度々ここを訪れ、この辺りに纏わる音楽が数曲生まれたらしい。ルツェルン駅前から出ているバスで、リヒャルト・ワグナーが 6年間住んでいたという家にも行ってみた。湖畔に並んだポプラの巨木の景色も素晴らしかった。 |
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シュピーツ、スイス
ルツェルンを発ち、観光列車 Golden Panoramic Express に乗るためにツヴァイズィメンに向かった。途中で数時間、シュピーツに立ち寄った。シュピーツの駅から坂をトボトボ下って行くとシュピーツ城が見え、美しいトゥーン湖も見えてきた。その湖畔でランチをとった。このレストランは味も美味しくボリュームもあって満足。ランチ後に城の近くを散策してみると、ブドウ畑があり民家もみられ、とてものどかなところだった。スイスの他の町に比べ、ここはあまり大きく観光地化されていない素朴な光景が楽しめた。 |
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| モントルー、スイス 観光列車 Golden Panoramic Express の終点、モントルーに着くとドイツ語圏からフランス語圏に変わっていて、人も街の雰囲気もフランス風のムードが強く見て取れた。ここモントルーから隣のヴェヴェイまでのレマン湖畔は色とりどりの "Quai des fleurs" (花の遊歩道)がずーっと続き、途中に Queen のフレディ・マーキュリーの像があった。この辺は他にもディキンズ、チャイコフスキー、ブラームス、チャップリン、オードリー・へバンといった文豪や芸術家、俳優たちが多く住んでいたところ。 |
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| ニヨン、スイス モントルーからジュネーヴまでは列車ですぐだったが、途中でニヨンに立ち寄った。ここは紀元前 58年、ジュリアス・シーザーによって築かれた町。ローマ遺跡に関するものが収められているローマ博物館には是非入りたかったが、僕が行った時には修復工事中だった、残念…。ただその横にはローマ遺跡のコラムが見られた。近くに行くとかなり巨大なものだった。またこの町はニヨン焼きという陶磁器でも有名。見た目はあまり派手では無いが、白地に細かい花柄のデザインが多く見られた。どうもそれが典型的なもののようだ。 |
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ジュネーヴ、スイス 国際都市ジュネーヴでは旧市街の散策はもちろん、広大なイギリス公園をゆっくりと一周するミニ蒸気機関車にも乗れた。これはオススメできます！これに乗るとあの 150メートルも噴き上がる有名な Jet d'eau （水ジェット）という噴水の近くにも行ける。 |
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