グダンスク から近郊電車に乗り 20 分程でソポトに着く。駅を出ると、教会や洗練されたカフェ、レストランが続き、木々の生い茂る美しい公園を出ると、とてもきれいな砂浜と、深い紺碧の色の海が広がっていた。その風景は、以前行ったマサチューセッツの Cape Cod を思い起こさせた。 | |
ここにはヨーロッパ最長という 500 メートルもある molo という桟橋があり、途中にベンチや琥珀を売る土産店まであった。そのとても長い桟橋の端まで行った。天気も快晴で隣接する Gdynia や細長~く伸びるHel半島まで望めた。この先はもう北欧、スカンジナヴィア半島、とても遠くまで来た気がした。日差しが強かったが海風が気持ち良く、紺碧のバルト海と白いヨットの帆を見ながらしばらくベンチで佇んだ。 驚いたことに、シティホールの近くでショパンの像を見つけた。頭部だけの小さなものだが、まさかソポトのようなリゾート地でショパンの像に出会うとは思ってもいなかったので妙にうれしかった。 |
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Hel Peninsula (ヘル半島) に向かう途中で、プックというとても小さな町の小さなシーフードレストランで塩漬けの鰯を食べたがとても辛くて仕方なかった。その上量まで多かった。アイスティーのお陰で何とか助かった。 この日もかなり日差しが強かったが、紺碧の海は本当に美しかった。海岸を散策すると Jozef Haller 元帥の像があり、その下にはたくさんの花束が手向けられていた。 |
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バルト海に 30 km も細長~く突き出したヘル半島に着いた頃にはもう夕暮れ時で、とてもロマンティックな雰囲気がたちこめていた。この辺りはソポトに比べ良い意味であまり大きく商業化されておらず、自然のままの姿がより多く残されていてとても気に入った。白いデッキの上で、晩夏の気だるい夕陽とバルト海から吹いて来る潮風がとても気持ち良かった。 | |