クラクフは 2 度目であったが、冬のクラクフは初めてだった。今年のクリスマスは、ここクラクフで過した。 | ||
冬は、ヴィスワ川も凍ってしまっていたが、白鳥がたくさん見られた。ヴィスワ川に朝日が映え、とても美しかった。 | ヴィスワ河畔のヴァヴェルの丘の城。冬の姿はまた違って見えた。 | |
そして、ヴァヴェルの丘に登り湾曲するヴィスワ川に目をやると、伝説の龍の姿も上から臨めた。この龍はクラクフ名物になっていて、かつてこのヴァヴェルの丘の下の洞穴に住んでいたとか。 | 冬だから観光客の姿も無く、ヴァヴェル城は静まり返っていた。 | |
以前来た時は城の前は観光客の長蛇の列があったため、今回はとてもひっそりとしていて、まるで自分がこの城の所有者かのような感覚を少々楽しんだ。でもどこからか誰かの視線を感じ、その方向に目をやった。 | すると、そこにはヨハネ・パウロ II 世の像が!どことなくこちらを見て微笑んでいるように見えた。 ショパンと並び、ポーランドの誇り、ローマ教皇ヨハネ・パウロ II 世。 ポーランドの都市にはヨハネ・パウロ II 世の像が至る所で見られるが、ここクラクフのヤゲウォニアン大学に通い、その後も 40 年間ここクラクフで教区司祭として活躍していた。 |
|
そして、ヴァヴェルの丘の麓にある、ヨハネ・パウロ II 世が当時住んでいた住居に向かった。この通りをヨハネ・パウロ II 世はいつも歩いていたのだ…。 | ヨハネ・パウロ II 世は、1951 年から 1963 年までここに住んでいた。今では博物館となっている。中に入ると、彼の写真や司祭服、使用していた家具、メダルなどがたくさん展示されていた。 |
|