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すぐにサンジミニャーノ着き、城壁の入り口から町の中央広場に向かって歩いた。城壁の中は中世の町並みがそのまま残っていて車も通っておらず、ワインやインテリア、お土産屋などの店が続いていた。正面には塔がそびえ、広場に出るといくつもの塔がひしめき合うように建っていた。塔の高さは富と権力を表していたらしく、13世紀にはなんと 72 もの塔があったらしい!でも今は塔の数は 14 に減ったらしいが、ホテルの部屋から数えてもどうしても 11 しか見えなかった…。多分他の塔の影になっていたりなんだろう。 | |
とりあえず、Popolo という町で最も高い塔の天辺に上ってみる。この 54m の塔に上る階段はとても急で、しかもなぜか鉄の網の階段になっていて、下まですっぽりまる見え!この塔の展望台に上るのは高所恐怖症の人にはちょっと無理のような気がする。 一番上まで上りつくと、サンジミニャーノの町全体が見渡せた。この町は縦長い形をしているのがよくわかる。そして、屋根の色が全て茶褐色で美しく、周りの塔もここでは見下ろすことが出来る。360度のトスカーナの大パノラマも素晴らしく、遠くに滞在していたホテルも見えた。この小さめの展望台には巨大な鐘が取り付けられていた。 |
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明日はいよいよピエンツァへ向かうぞ!と夕方前にはホテルに戻った。(但し、ここサンジミニャーノでもタクシーは全く見つからず、ホテルに電話してタクシーに来てもらった。)そしてホテルに戻ると、部屋からしばらくこの塔の町の姿を楽しんだ。それにしても不思議な魅力を持つ町である。まるでニューヨーク・マンハッタンやシカゴの街のような中世の摩天楼。秋や冬には一体どのような姿を見せてくれるのだろう…。Day 3 につづく… | |