イタリア・トスカーナ - Day 4 午前 ピエンツァ ピエンツァに来てから体調が最高に良くなった。朝から天気も非常に良くとても気持ちが良い。このピエンツァも中世のままの姿で小高い丘の上にあるが、こじんまりして穏やか、町中は平たんで サンジミニャーノに比べ歩き易くすぐに慣れた。トスカーナの旅を通して訪れた町(フィレンツェ、サンジミニャーノ、シエナ、モンタルチーノ、ピエンツァ、モンテプルチャーノ)の中では一番気に入ったところだった。ホテルもきれいでスタッフも良く、部屋からもヴァルドルチャ(オルチャ渓谷)が一望出来、本当に素晴らしかった。 |
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ヴァルドルチャを見下ろす丘の上にある この 15 世紀にピウス 2 世によって造り替えられたルネサンスの "理想の町" はとてもコンパクトで、Corso Rossellino (ロッセリーノ通り) と呼ばれる町の入り口からのメインストリートでさえ たった 400m しかない。 町の中心の広場 Piazza Pio II (ピウス 2世広場)のすぐそばのホテルに泊まっていたため、とても便利だった。ちょうど滞在中は "Pienza e i Fiori" (ピエンツァと花) という行事が行われていたため、ドゥオモ前にはツツジが飾られていた。他の時期だとドゥオモ前はただの石畳になっているらしい。 |
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ピエンツァと言えば、有名なチーズ、Pecorino cheese (ペコリーノ チーズ)、チーズの店では沢山売られていた。Pecorino と言っても、熟成が若い Fresco から Semi-Stagionato という少し熟成を利かせたものなどいくつか種類があった。そして、Delizie Della Valdorcia という食料品店、ここではチーズ以外にもパスタやソーセージなども売られていて、トスカーナの食材の宝庫のようなところだった。 | |
そして、城壁に沿ったこの小道 Via del Casello (カセロ通り)からは、ヴァルドルチャ(オルチャ渓谷)の目も眩むような大パノラマを楽しんだ。地球にこんなところがあるのか、そんな感じだった。 | |
そして、午後はいよいよ丘を下りて、雄大なヴァルドルチャの懐に抱かれます!Day 4 午後につづく… | |