モンテプルチャーノの町から眼下を見下ろすと、木や畑、そして家々が多くあり、丘の上からの見晴らしという点では、やはりピエンツァの方がずっと素晴らしかった。ここはここで素晴らしいのだけど。 |
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ただモンテプルチャーノは町の規模が大きいだけあり、レストランやカフェ、画廊などの店の数が多く町中で見るところは多かった。町の中心、Piazza Grande (グランデ広場)には、ドゥオモ、そして Palazzo Comunale (コムナーレ宮殿)という市庁舎がある。そういえば、この市庁舎の Campanile (鐘楼)のデザインを見て思ったが、シエナのものもピエンツァのものも似たデザインをしていた気がする。どうもルネサンス期はこのデザインが使われていたようだ。ドゥオモ内部は、Sano di Pietro という 15 世紀の画家による聖母子や天使の絵画に圧倒された。 |
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それにしても迷子になってしまいそうな町だった。坂だらけで迷路のようになっていて、頭を屈めないと通れないような抜け道も至るところに見られた。 | |
Day 5 午後 につづく… | |