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| ヴァティカンを出て数分のテベレ川の側に Castel Sant'Angelo サント・アンジェロという城 がある。以前ローマに来た時には外から見るだけであったが、今回は中に入ってみた。2世紀に作られたこの建物、元々はハドリアヌス帝の廟だったらしい。その後、要塞や教皇の住居、牢獄などに使われた建物で、中に入ってもあまり城という感じはしなかった。 | ただ、ここからの眺めは最高に素晴らしく、サント・アンジェロの真正面に架かるサント・アンジェロ橋や対岸のポンテ地区まで見渡せた。 |
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| テベレ川に架かるこのサント・アンジェロ橋もまた あのベルニーニが設計したもの。5つのアーチからなり、10の天使の彫刻がこの橋を見守っている。 | 3 階まで上ると、湾曲したテベレ川に架かる Ponte Vittorio Emanuele II ヴィットリオ・エマヌエーレ 2世という橋も見えた。 |
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| そして、さらに西の方に目をやると、サン・ピエトロ大聖堂の姿。 | この階にはカフェもあり、カプチーノをすすりながら、こんな大きな窓辺からのヴァティカンの姿をしばらく楽しんだ。 |